ども、皐月賞ウィーク、競馬のことばかり考えてしまって仕事が手につかないふぉんてんです。
私、今は種牡馬スクリーンヒーローをイチオシしてるわけですが今回は何故スクリーンヒーロー推しに至ったかについて。
そもそも競馬をよく見るようになったのは小学校4年生の頃。
当時父親が競馬にハマりだして日曜日になると電話で馬券の注文をして午後3時にはテレビで競馬中継を見るというリズムができました。
あの電話で注文してたのはノミ屋に頼んでたのか馬券を買いに行く友人に頼んでいたのかは定かではありませんが。
あの頃の日曜午後のテレビ番組は子供には酷くつまらないもので(今もツマラナイけどw)父親が競馬中継を見るのに特に異を唱える理由もなく家にいた時には一緒に見ていました。
ちょうど世はハイセイコーブーム。
鳴り物入りで大井から中央に移籍し、弥生賞、スプリングS、皐月賞、NHK杯(当時は東京2000mでしたね。ダービートライアル的な位置づけ)と今では考えられないローテーションで勝ち続けダービーへと駒を進めていました。
その注目のダービー。ハイセイコーは残念ながらタケホープの3着に負けるわけですがその時出走していた芦毛のホワイトフォンテンを見て私ははじめて競馬って面白いなと思いました。
灰色の小さな馬体で外から軽快に逃げながら3コーナーでは馬群に飲み込まれて大敗。
足の遅かった自分は運動会の徒競走ではいつも後方儘だったので負けるにしても途中まで先頭で他の馬を引っ張って逃げていたその姿にちょっと羨ましいなという思いと、途中まで先頭でもあんなに負けるんだと驚いたことが競馬って面白いと思わせたのでしょうか。
ハイセイコーが負けたことよりもホワイトフォンテンの負けっぷり、27頭立ての24着という結果にずいぶんと衝撃を受けた記憶があります。
それからいつも最初は飛ばして逃げられるホワイトフォンテンに憧れのような感情を持って応援するようになりました。
なかなか勝てない馬を応援するのは子供には退屈なような気がするのですが何故か応援し続けました。
とは言っても日曜日のメインレースに出走するときにしか応援していなかったわけですが(笑)
だから古馬になってすっかり白い馬体になって登場し、10番人気で日本経済賞を逃げ切った時は偉く嬉しかったものです。
これがキッカケでホワイトフォンテン引退後も何かしら1頭応援する馬をみつけては競馬を見るようになりそれがとても面白かったのが今に続いている、よく飽きもせずに長いこと見ているなあと我ながら呆れますw
前置きが長くなりましたm(__)m
大学卒業から社会人になりたての頃に1頭の牝馬を応援するようになりました。それがダイナアクトレス。
同期には3冠牝馬メジロラモーヌ。4歳(今の3歳)時にはメジロラモーヌを倒すべく4歳牝馬特別、オークスと対戦しましたがいずれも2着、3着と敗戦。
秋には体勢が整わずそのまま4歳シーズンを終え、メジロラモーヌはその年で引退してしまったので遂に打倒メジロラモーヌの念願叶わずにクラシックシーズンを終えました。
それでも古馬になって牡馬を相手に重賞戦線を戦い、中でもニッポーテイオーをライバルとして勝ち負けを続けたのは応援する気持ちを一層強くしました。
そんなダイナアクトレスが引退し、繁殖牝馬となり初仔ステージチャンプは3冠レースにすべて出走し菊花賞2着、古馬になり日経賞、ステイヤーズステークスと重賞2勝し、2番仔プライムステージはサンデーサイレンス産駒初の重賞勝ち馬として名を刻みました。
繁殖牝馬としてはメジロラモーヌに勝っていると言ってもいいんじゃないでしょうか(^^)v
そのダイナアクトレスからランニングヒロインを経てスクリーンヒーローが誕生。
2歳時と3歳の前半はダートを使っていたのであまり期待はできないのかなと思いながら見ていましたがラジオNIKKEI賞で2着したときに「ん?菊花賞に行けるか?」と秋を楽しみにしていました。
セントライト記念で3着となり出走権を首尾よく取った時にはガッツポーズをしたものです。
が菊花賞は左前脚の故障で出走を断念。このときはガッカリしたなあ。近親にステージチャンプがいるので意外と有望じゃないかと期待してたんですが。
翌年秋、アルゼンチン共和国杯で重賞初制覇しジャパンカップへ。
そう、あのジャパンカップです。当日は競馬場にはいけなかったので自宅で単勝だけ買って応援していましたが直線で抜け出してきた時は狂喜乱舞!
ディープスカイ、ウオッカ、メイショウサムソンなどを下して9番人気の勝利ですからね。
もうミルコ天才!と思いました(笑)
ついにダイナアクトレスの系統から初の平地G1勝ち馬が誕生。(障害ではダイナアクトレス→トレアンサンブル→マルカラスカルというG1勝ちがあります)
社台の馬だしこれは種牡馬入りしてダイナアクトレスの血も残せるなあと喜びました。
ところが種牡馬入り後は母の父にサンデーの血があるせいかあまり繁殖にも恵まれず、これは早々に種牡馬引退かも・・・などと思っていたら今年のこの活躍です。
これは父グラスワンダーの血がいい影響をもたらしているんでしょう。
非サンデー系の良血牝馬が集まってくればもう一弾の活躍も十分できるだけのポテンシャルを秘めていることは明白じゃないでしょうか。
というわけで、皐月賞はグァンチャーレ、ミュゼエイリアンの単勝を買って応援したいと思っています。
(もちろん他にも馬券は買うわけですがwww)
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