宝塚記念(2019) 展望


宝塚記念は登録13頭。時期的なこともあるのか、頭数の揃わないことが珍しくないG1だが、今年はその頭数の揃わない年になってしまった。
そうは言っても一昨年の三冠レースを制した3頭にその前年のダービー馬、そして昨年のエリザベス女王杯馬と大阪杯馬が登録してきているので一応はG1の体は整えたか。

人気は一昨年の牡馬三冠をそれぞれ制したアルアイン、レイデオロ、キセキが分け合いそうだが、阪神芝内回り2200mというコースを考えると皐月賞の他に今年の大阪杯も制しているアルアインが適性の面で一歩リードじゃないかと考えている。鞍上北村友一がレイデオロのルメール、キセキの川田よりも一枚落ちるという評価で人気を落とすならオッズ的にも妙味はでてきそうだ。

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【ステイゴールド産駒】

宝塚記念といえばステイゴールド産駒、などと言われていた時期があった。2009年のドリームジャーニー、翌年のナカヤマフェスタ、2012年オルフェーヴル、そして2013~14年と連覇したゴールドシップ。

それ以降はまったくステイゴールド産駒は馬券になっていないが、2015年こそゴールドシップ、オーシャンブルーの2頭が出走していたものの、2016年は出走なし、2017年はレインボーラインのみ、2018年はパフォーマプロミスのみと出走自体が少なかった。

今年はエタリオウ、ショウナンバッハ、スティッフェリオと3頭の出走がある。
エタリオウは1勝馬ながら菊花賞を含む重賞2着4回、5着以下はなしという安定した成績でここでもある程度馬券は売れそうだが、これをどう見るか。

ゴールドシップが1番人気で15着に大敗した2015年以降、このレースに縁がなくなっていると考えることもできるし、いや、今までは出走自体が少なかったのだから今年はチャンスと考えるのか。どちらとも取れるだけに悩ましい。
自分は宝塚記念で悲願の初G1制覇というケースも多いレースだけに軽視は禁物だと思っているが。

ただこれまで宝塚記念を勝ったステイゴールド産駒4頭中3頭が母父メジロマックイーンというのも気になるところ。
エタリオウの母父Cactus Ridgeは米国馬だが果たしてどこまで適応できるだろうか。

【ダービー馬】

今年はレイデオロ、マカヒキと2頭のダービー馬が登録。

しかし、ダービー馬で宝塚記念を勝ったのはオルフェーヴル、ディープインパクトといずれも三冠馬。古くはシンザンもそうだ。
三冠馬以外のダービー馬で宝塚記念を勝ったのは1979年のサクラショウリまで遡る。三冠馬のような馬場、コースを問わないタイプじゃないとダービー馬が宝塚記念を勝つのは難しいのかもしれない。

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【菊花賞馬】

菊花賞馬で宝塚記念を制したのは三冠馬以外にもゴールドシップ、ヒシミラクル、マヤノトップガン、ビワハヤヒデ、メジロマックイーンとけっこう多い。
京都外回り3000mと阪神内回り2200mではずいぶんイメージも違って求められる適性が違うような気がするのだが、直線の坂を2度走らなくてはならないコースは菊花賞を好走できるようなスタミナが要求されるのかもしれない。

今年はキセキが出走。阪神や中山のように直線急坂のあるコースはあまり得意ではないイメージだが上位人気に支持されそうな気配。果たしてどこまでやることができるだろうか。

【皐月賞馬】

皐月賞を勝ち、宝塚記念を勝ったのは三冠馬以外ではゴールドシップ、テイエムオペラオー、トウショウボーイの3頭だけ。
しかし、三冠馬以外では皐月賞馬の出走自体がそれほど多くはなく、近年では2016年のドゥラメンテ(2着)くらい。 なので皐月賞馬が相性が悪いとも言い切れない。皐月賞がそもそも2000mとしてはスタミナを求められることの多いレースだけに、宝塚記念に相通じる面はあるのではないか。

阪神内回りと中山コースは求められる適性に近いものがあるし、皐月賞馬がこのコースを苦手とするというのは考えにくい。
連覇したゴールドシップや有馬記念を勝ち中山コースを得意としたゴールドアクター(2017年2着)のようなタイプならこのレースの適性は高いのではないか。

中山と阪神内回りのG1を2勝しているアルアインなら十分にやれると思っている。

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【牝馬は?】

牝馬の宝塚記念での成績は過去10年で[1.3.4.11]で勝率5.3%、連対率21.1%、複勝率42.1%。10年間で延べ19頭の出走でこの成績は特筆するものでもない。
ただ馬券圏内にきている7頭(ブエナビスタが2度の2着)の戦歴を見ると、そのうち5頭はそれまでにG1で牡馬と戦って掲示板に乗る好走を経験している。

今回の出走馬の中で唯一の牝馬であるリスグラシューは香港ヴァーズ2着、クイーンエリザベス2世C3着と実績は十分、鞍上もD.レーンとノーマークにはできない1頭。

【上位人気を脅かす穴馬は?】

G1実績のあるスワーヴリチャードやマカヒキは今回は伏兵の位置づけになるが、それ以外に大穴と言えるような存在はいないだろうか。

狙うならクリンチャーとノーブルマーズか。

前者は2200mで2.0.0.1。2勝は京都記念とすみれS、着外はセントライト記念。勝った2鞍はそれぞれ10頭立て、7頭立てと少頭数で着外のときは15頭立てのレースだった。
今回は13頭立ての見込みだがこのくらいの頭数ならうまく捌いて圏内に潜り込む可能性はないだろうか。

後者は昨年の3着馬。昨年は12番人気とまったく人気はなかったが今回も2桁人気になりそうなメンバー構成。
2200m戦は[2.1.1.3]だが掲示板を外したのは1度だけ。2200mは得意の距離なのだろう。これだけ人気が無ければ3列目のヒモに加えてもいいかもしれない。

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【予想は枠順しだいではあるが】

今のところ本命候補はアルアイン、対抗にキセキ、単穴にリスグラシュー。
以下、エタリオウ、スワーヴリチャード、レイデオロを押さえに、穴の3列目候補にクリンチャー、マカヒキ、ノーブルマーズをどう組み合わせるか、そんな感じの馬券になりそう。

横山典に乗り替わるエタリオウなんかはとても気になるが、メンバーを考えるとやっぱり押さえ以上には取り上げにくい。
2勝目がG1というのは如何にもありそうなタイプではあるのだが・・・


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