ジェニアルが仏GⅢを勝ったことの含む意味


 
 
前記事でモーリスドゲスト賞に登録したと記事にしたジェニアルが仏メシドール賞(GⅢ)を勝った。
これで大手を振ってモーリスドゲスト賞(GⅠ)かジャックルマロワ賞(GⅠ)に向かうという。
メシドール賞を勝つ前は日本では500万条件馬だったが今回の勝利で日本では1000万条件馬に昇級ということになる。

1000万条件馬がもしフランスのGⅠで好走したら、これはとても良い前例になるんじゃないだろうか。

母系や父系に欧州血統を持つ良血で日本ではもう一つ上のクラスに上がれないでいる馬にとっては新しい戦略を示してくれることになる。

輸送費や現地での滞在費、スタッフにかかる費用といった問題もあるが、ただただひたすら日本で活躍するGⅠ馬がやみくもに凱旋門賞に挑戦しているだけよりは、ずっと多くの展開を考えることができる。新しい可能性が広がる端緒になったのではないか。

今回の英断をし、まず一つの結果を出した馬主のキーファーズと松永幹夫調教師に賛辞を送りたい。

それにしても・・・フランスのGⅢって賞金安いのね。1着賞金が525万円ほどだとか。JRAだと未勝利戦の賞金と変わらないもんな。。。
 
 
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それにしても、自分が競馬を見るようになってまだ間もない頃、日本が種牡馬の墓場と言われていたことを思うと隔世の感がある。

今年の春にはディープインパクト産駒のサクソンウォリアーが英2000ギニーを勝利し、英ダービーでも1番人気に推された(結果は4着)。
きっとサクソンウォリアーは欧州で種牡馬となるだろうし、日本馬からの系統が世界に広がる始まりになるかもしれない。

また近年はオーストラリアに移籍したトーセンスターダムが現地でGⅠを勝ち、他にもアンビシャスやブレイブスマッシュなどが種牡馬として期待されてオーストラリアに移籍している。

1991年、サンデーサイレンスが日本に輸入されてから日本馬のレベルは確実に世界に肩を並べるようになってきたが、それから四半世紀が過ぎ、ようやく日本で発展してきた血統が世界にも広がろうとしていると思うと何とも誇らしい気持ちになる。

これまでの国内の競走馬生産に携わってきた人たちの努力を思うと大きな拍手を送りたいところだ。
 
 
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血統論の書籍などを読むと、また血統から馬券へアプローチしている人の話を聞くと「こういう馬場は欧州血統が向く」とか「スピードを要求される馬場なので米国血統を持つ馬が有利」といったことを聞くことが多いが、これからは日本血統、アジア・オセアニア血統に向く馬場、といった言葉が出てくるようになるかもしれない。

そんな日がすぐ近くまでやってきているのかもしれない。
そんな想像を膨らませてしまうジェニアルの仏GⅢ勝利。

これまで世界の名馬を輸入するばかりだった日本から、日本から世界に血統を広げる本格的な始まり、ジェニアルの仏GⅢ勝利はその端緒となったのではないだろうか。
 
 

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