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弥生賞の登録は11頭。
早くからダノンプレミアム、ワグネリアン、オブセッション、ジャンダルムといったクラシック有力馬が出走を表明していることで、まだちょっと力が足りないと考えている陣営はこれを避けたんだろうと思わせる頭数。
もともと弥生賞は皐月賞、ダービーを狙う有力馬が始動戦に選ぶレースだけにそれほど頭数が揃わない傾向があるが、今年は特にそれが顕著な状況だ。
そんな今年の弥生賞に3頭も登録してきた森調教師は有能だなとつくづく。そのうちの1頭ヘヴィータンクは未出走馬だし、2頭はいずれもダートで勝ち上がった馬だ。
弥生賞は10着に入れば108万円、9着で162万円、8着なら324万円の出走奨励金が受けられる。
もし登録11頭中回避馬が3頭出れば出走さえすれば324万円貰えることになる。新馬戦2着の本賞金240万円よりも多い出走奨励金が入ってくるのだ。
そんなチャンスを黙って見送ることもない、ということだろう。
ダノンプレミアムやワグネリアンなどのクラシック有力馬が出走してくるここで勝負になるとは考えていないだろう。
ただ金を稼ぐという視点に立てば、先週の段階では6頭しか出走しなさそうな重賞に登録する意味は十分にあるし、本当に頭数が揃わないようであれば出走するだけでいいのだから馬主にとってもメリットは十分だろう。
そのような使い方について賛否両論はあるだろうが、厩舎経営という点では森調教師のこうした奨励金などを積極的に取りに行くやり方はアリなんだろう。
JRAもレースに頭数ができるだけ集まるようにそういう餌をばらまいているわけだし。
馬券を買う側としても6頭立てよりはせめて10頭くらいは出走してほしいところ。それでも今年の弥生賞は実質4頭立てなんじゃないかと思うが。
先に挙げた4頭以外に馬券圏内に食い込んでくる存在はあるだろうか。
上位人気で決まったら3連単の配当が10倍前後という決着もありそうであまり購入意欲もそそられないのが正直なところだが。
個人的にはダイナアクトレス牝系のアサクサスポットが激走してくれないだろうかと期待している。
デビュー戦は東京ダート1600mで後方からキレッキレに切れて追い込み勝ち。
その勢いで弥生賞に挑戦する。果たしてどこまで通用するのか。
ダイナアクトレスの初仔、ステージチャンプはデビュー3戦目の中山ダート1200mの未勝利戦で1勝を挙げ、次走のカトレア賞を6着。
その後、弥生賞に挑戦して11頭立て11番人気ながら3着となり皐月賞への出走権を獲得(複勝1380円が嬉しかったなあw)、そこから3歳3冠レースにすべて出走した。
そのステージチャンプと同じイメージをアサクサスポットに持ってしまうのは応援している血統だからだが、同じ牝系だけに可能性もゼロではないのではないか。
なんとか3着内に潜り込んでくれることを期待したい。
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