有馬記念回顧とゴールドシップ引退とスクリーンヒーロー

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遅ればせながら歓喜の第60回有馬記念回顧。

7.0 – 11.7 – 12.2 – 12.5 – 12.7 – 12.8 – 12.6 – 12.6 – 12.0 – 11.9 – 11.5 – 11.3 – 12.2

6枠の2頭が前に行くというのは大方の予想通り。
その2頭の鞍上がノリとルメールだったので極端な瞬発力勝負になるようなスローには落とさないだろうと思っていました。

全体の走破時計が2:33:0が示すように、昨年のように13秒台のラップが続くようなところはなかったものの大きくは緩まないゆったりとしたスローな展開。
先行して最後までしっかり脚を使える馬に有利な展開になりました。

勝ったゴールドアクターはテンから出していきスタート直後はハナに立ったものの、キタサンブラックがハナを主張するやすんなりと先頭を譲り、3番手の内にポジションを確保。

内心この場面で「よし、行ける」と思いました。あとは吉田隼人騎手が落ち着いて騎乗してくれれば少なくとも馬券にはなるだろうと。

やはりまだG1勝ちの経験はないジョッキーだけにその点だけが不安でした。

しかしそれも杞憂でした。
隼人騎手はゴールドアクターのことを本当によくわかっていて、スタート後も自信を持って出していきましたし、指示に素直に動いてくれることについて何の不安もなかったようです。

ゴールの直後、蛯名騎手と横山典騎手の二人が吉田隼人騎手に祝福の声を掛けていたシーンが関東の両ベテランが同じ関東の中堅を労っているようでとても良いシーンに見えました。

2着のサウンズオブアースは1周目のスタンド前で引っ掛かるような仕草を見せ、勝負どころのペースが上がったところでは前が詰まるなどあまりスムーズな競馬は出来なかったように見えましたが、最後はクビ差まで迫っているのですからやはり強い。

あの厳しい菊花賞の後、今年春から日経賞、天皇賞春と使われて今年5戦目。
菊花賞を勝ったトーホウジャッカルがまだ立ち直りを見せていないことを考えるとよく頑張っていると思います。
春まで休養してしっかり疲れを取れば来春の天皇賞ではやはりゴールドアクターの強力なライバルになるんでしょうね。

3着キタサンブラック。
自らペースを作り、終いもしっかりと粘りきっての3着。
菊花賞のレースはロスなく進めたからという理由からかリアファルよりも人気は下でしたがこちらもさすがは中山巧者、これで中山では重賞ばかりを使って[2.0.2.0]の成績ですから不当に低い評価だったような気がします。

1番人気8着と引退レースを飾ることはできなかったゴールドシップ。

それでも向こう正面では最後方から捲って3コーナーでは3番手の外まで押し上げました。場内盛り上がりましたね。やっぱりスターホースだなあと。
3番手集団の外にいたマリアライトがゴールドシップに並ばれたところで簡単には捲くり切らせないとばかりに動いていったところでついていけなくなってしまったのは往年の力には足りなくなっていた、ということでしょうか。
それでも最後までしっかり走り切って勝馬とは0.3秒差での入線ですから力は出し切ったように思えます。

来春からはビッグレッドファームで種牡馬入り。同じような個性的な産駒の登場を待ちたいと思います。

単勝1番人気はゴールドシップに譲りましたが連勝馬券では1番人気だったラブリーデイ。

秋4戦目、天皇賞秋を勝ち、ジャパンカップでも3着好走と疲れがあって当然と思われる状態で人気も背負うでしょうから馬券的にはノーマークにしたかった1頭ですが、枠順があまりにも良すぎたので押えてしまいました(笑)
掲示板確保の5着はよく走ったとも思えますが、あの枠順で今年G1を2勝、重賞6勝の実力を考えるとやはり余力はあまりなかったと考えるのが妥当でしょう。

有馬記念はどれだけ余力が残っているか、というのが大きなポイントだというのは今年も変わらなかったということだと思います。

3番人気リアファル。
3コーナーからずるずると後退したので何かあったのかと心配しましたが当日の発表では左肩跛行とのこと。
能力は高い馬だけに大きな怪我になっていないことを祈ります。

ゴールドシップ引退ということで多くの観客が集まった中山競馬場。
引退式にもとてもたくさんのファンが残って、最後の勇姿を見送ったようですね。

いつ走るかわからない気分屋と言われましたが、いつも自身の力を出しきる走りは見せてくれていたと思います。

要はレース展開が彼の出せる能力にハマるかハマらないか、ということだけがポイントだったと思います。

実際、阪神・中山が得意で京都・東京が苦手という評価になっていた時期もありましたが、阪神・中山のほうが彼の得意な展開になることが多かったというだけで、G1は阪神、京都、中山の3場でそれぞれ2勝しているわけですし、東京でも重賞勝ちはありました。

本当に強い馬だったと思いますし、愛されて然るべき馬だったなあと。ファンが多いのも頷けます。

 
 
4歳になってモーリスがマイルG1を3勝し、ゴールドアクターも有馬記念を制覇。
 
春には3歳馬のミュゼエイリアンとグァンチャーレが重賞制覇してクラシック出走を叶えました。
 
ダート路線には重賞を狙えそうなプロトコルやクライスマイルという馬も出てきていますし、今年の2歳戦最初の勝利もウインオスカーが決めてくれました。
 
繁殖牝馬に恵まれていたとは言えないスクリーンヒーローがこんなに活躍馬を出してくれるとは正直想像していませんでした(笑)
 
まだ牝馬路線には活躍馬は出ていませんが、今年のモーリスやゴールドアクターの活躍を見ると成長力の高さを感じますし、いつか牝馬路線でも活躍馬は必ず登場してくれると思っています。
 
 
来年の2歳世代からは種付け頭数も増えているのでだんだんと全馬追っかけるのは厳しくなっていきますが、これも嬉しい悲鳴。
 
長く応援している血統が活躍してくれることの嬉しさを堪能した一年でしたし、来年以降もこれはきっと続いてくれるんだろうなあととても楽しみにしています。

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