シルク新馬戦連勝中

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先週、気がついたのだが今年のシルク2歳馬、7月7日終了時点で7頭がデビュー、なんと全馬が新馬勝ちを決めている。

え、他のノーザン系クラブもそんな感じなのか?と調べてみるとキャロットは8頭デビューで勝ち上がり2頭、サンデーRは12頭デビューで勝ち上がり1頭(残念ながらその勝ち上がった1頭ブルトガングは安楽死処分になってしまったが…(-人-))、G1Rは4頭デビューで未勝利。
まだ新馬戦が始まって6週が終わっただけとはいえシルクの勝ち上がり率は突出している。

さすがにこの時期なので一時的なものだろうが、募集総額2000~7000万円の馬たちなので高馬ばかりがデビューが早いというわけでもない。
どれだけ質の高い馬を揃えてるんだよ、と思わずにはいられない。

【シルクの勢いはどこまで続くのか】

3年ほど前からノーザンファームがバックアップに入った効果がはっきりと出てきて、シルクの成績はグッと良くなってきていた。
昨年はアーモンドアイが大活躍したし、その他にもブラストワンピース、ストロングタイタン、プリモシーン、セダブリランテス、ヒーズインラブで重賞は全部で13勝。
サンデーの11勝、キャロットの7勝を上回り重賞勝ち数では全馬主トップの成績だ。

今年はサンデー、キャロットがともに既に重賞7勝とシルクの5勝を上回っているが、馬主リーディングでも前記2クラブに社台を加えた4クラブで4強の様相を呈している。

個人馬主で重賞を賑わす金子真人オーナーやダノン、サトノ、アドマイヤといったところも結局はノーザンファームの馬を購入していることが多いことを考えると、単純にシルクの勢いが凄いというよりも、ノーザンファームが凄いという話ではあるのだが、このノーザンF1強の状態が続く限りはシルクも好成績を続ける可能性は高いのだろう。

ただ、キャロットがかつてそれほど目立つクラブではなかったのが2000年以降ノーザンファーム生産馬を多く扱うようになって一気に台頭してきたのと同様、シルクもそうした流れを辿っているだけとも言える。

今後はノーザンFが後発のG1レーシングに力を入れていくことも考えられるし、ここ1~2年くらいがひとまずシルク繁栄の山場じゃないだろうか、などと個人的には想像しているが、キャロットが既に安定的な地位を築いているようにシルクも同じようなポジションを固めていくことは確実なんだろうな、とは思っている。

【今週デビューのシルク2歳馬はどうだろう?】

今月は2019年度1歳馬募集も始まるので、シルク所属馬がレースに出走する際には普段にも増して注目される時期になってきている。

当然、陣営にもプレッシャーは掛かっているだろう。なにしろ今の日本競馬ではノーザンFに気に入られて、いい馬を入れてもらうことができれば厩舎運営も安定するのだから。

クラブも当然、今年度募集馬の売れ行きを意識して好走を期待しているだろうし、特に2歳馬のデビュー戦には力が入っているはずだ。

今週はシルクからは3頭がデビュー予定のようだが、果たしてどこまで新馬戦連勝が続くのか。
特に先日のセレクトセール当歳セッションで4億7千万円という高値を付けたタイタンクイーンの2019の半姉となるギルデッドミラー(牝:父オルフェーヴル)には注目してしまう。
土曜日の中京5Rに鞍上・川田将雅でエントリーの予定だが、今年もタイタンクイーンの2018(牝・父ドゥラメンテ)はシルクで募集となるし(募集総額5000万円)、預託厩舎も同じ松永幹夫厩舎だしギルデッドミラーにはあっさりと勝ち上がってほしいところだろう。

日曜日には中京5Rでビオグラフィー、中京6Rでローヌグレイシアがデビューを予定している。
だいたいこういうのは気づいたころに止まるものだが、果たしてどこまでシルクの新馬戦連勝が続くだろうか。

【自分の出資2歳馬は】

自分が出資している2歳馬はベッロコルサとフレジエの2頭。

ベッロコルサは次の小倉開催1週目、芝1200mでデビューを予定している。父ヘニーヒューズはどちらかというとダート短距離のイメージだが、この時期2歳新馬戦にダートはあまり組まれていない。
果たしてどこまでやれるだろうか。その頃にはさすがにシルクの新馬戦連勝も止まっているだろうから妙なプレッシャーはないと思うが、願わくばすんなり初戦を突破してほしいものだ。

フレジエは現在、函館競馬場に入厩しており、これからゲート試験を受ける。ゲート試験に合格したらこのまま北海道でデビューになると思われる。
父ワークフォースの一つ上スイートセントは同じシルクで現在3戦2勝。あまり詰めて使えない体質の弱さはあるようだが、デビュー戦2着のあとの2連勝中。
昨日のセレクトセール当歳セクションでは父ロードカナロアの半妹が8400万円という値段で落札されている。
姉は素質を垣間見せているし、妹も高い評価を受けている。フレジエもきっといい走りを見せてくれると期待しているが。

【ノーザン系以外のクラブの2歳馬はどうか?】

先週までで社台は4頭デビュー、勝ち上がり0頭。G1Rは4頭デビュー、勝ち上がり0頭。ラフィアンは9頭デビュー、勝ち上がり1頭。ウインは8頭デビュー、勝ち上がり1頭。ノルマンディーは2頭デビュー、勝ち上がり0頭。シチーの友駿HCは2頭デビュー、勝ち上がり0頭。

一昔前はクラブ馬といえばラフィアンやウインが2歳時からどんどん使って早めに勝ち上がるいわゆる早熟タイプが多い印象だったが、最近はデビューが早く、かつ成長を促しながらじっくりと使っていく=無駄なレースは使わずに確実に勝ち上がっていくというノーザンFのやり方が確立されつつあるのか、この時期でのデビュー頭数もサンデー、キャロット、シルクが多く、かつ勝ち上がりも多いという状況になっている。

こんなところにもノーザン1強、というのが色濃く反映されているのがよくわかる。

【打倒、ノーザンファームに一番近いのは?】

ずっとノーザンファーム1強の状態が続いていては、飽きられて日本の競馬がつまらなくなってくる可能性がある。
ここは他の生産牧場にもがんばってほしいところ。

近年ではキズナやワンアンドオンリーのダービー制覇の印象も強く、ノースヒルズが活躍しているイメージもあるが、打倒ノーザンの筆頭として期待したいのはゴドルフィンのダーレー・ジャパン・ファームだろう。
ファインニードルやダノンシャンティといったG1馬を輩出しており、今年2歳馬では函館でケープコッドが勝ち上がっており、次走は函館2歳Sを予定している。古馬ではタワーオブロンドンがこの秋の期待。

欧州でチャンピオンホースを続々と輩出しているゴドルフィンが本気で日本競馬でも影響力を強めようとしていることを考えると、ノーザンファーム1強に風穴を開けるとしたらそれはゴドルフィンが最有力であるように思える。

キセキの下河辺牧場、ダノンキングリーの三嶋牧場なども健闘しているし、マイネル軍団のビッグレッドファームなどもコンスタントに勝ち馬を送り出してはいるが、重賞を賑わすようなレベルのサラブレッドを数多く送り出せるとしたら、それはやはりゴドルフィン=ダーレージャパンファームじゃないだろうか。

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