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今週末の3重賞の登録馬を見ていたが、なんかシルクの馬がいずれも上位人気になりそうで、これもしかしたら3重賞全部取っちゃうんじゃないかと思わせる布陣。
新潟記念にはブラストワンピースとセダブリランテス、札幌2歳Sにはウィクトーリア、小倉2歳Sにシングルアップ。どれも1番人気を争いそうなメンバー。
GⅠシーズンにはまだ少し時間はあるが、今週はシルクのお偉いさんもちょっと力が入りそうだ(笑)
一方、今週末から今年度の募集が開始されるキャロットクラブも新潟記念にはメートルダールとレアリスタの2頭が登録、札幌2歳Sにもクラージュゲリエの登録がある。
特に札幌2歳Sのクラージュゲリエは人気にもなりそう。
初戦は札幌の芝1800mでモレイラが騎乗、10頭立ての10番枠から先行馬を見ながら折り合いピタリの追走、4角から大をら豪快にまくって2着に2馬身差の完勝だった。
今回は鞍上が替わってM.デムーロになるがミルコなら不足はないだろう。タイミング良い重賞勝ちで今年度の募集にも勢いをつけたいところか。
もっともそんなことがなくても申し込みは多そうだが。。。
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それにしても今週のシルクホースクラブの出走馬はかなりのレベルじゃないだろうか。
先に挙げた3重賞だけじゃなく、土曜新潟・弥彦特別のキャンディケインや日曜札幌・すずらん賞のパイロテクニクスなども有力候補。重賞・特別でシルクが大活躍の週末、なんてことになってしまうかもしれない。
今年は初日から3日連続重賞勝ち(中山金杯、フェアリーS、シンザン記念)を決めるなど好スタートを切ったシルクホースクラブだが、その後もアーモンドアイの牝馬2冠を筆頭に重賞は今年すでに9勝。今年の勝ち星は76勝に達しており、過去最高だった昨年の101勝を超える勢い。馬主リーディングも現在サンデーレーシングに次いで2位につけている。
そりゃ、募集も順調にはけるわけだ(笑)
シルクは5年前までは年間50勝を超えることもなかったが、3年前からは馬主リーディングでもベスト5に入ってくるようになっている。やはりノーザンのバックアップは大きい。
ノーザンファームの力、恐るべしだ。
考えてみればキャロットクラブも1990年代までは弱小の一口クラブだったが、2000年以降ノーザンファーム生産馬を多くラインナップするようになってから現在の地位にまで上がってきたし、ついにはダービー馬まで出すようになったのだった。
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そういえば生産者リーディングはどうなってるのだろうかと、今年の現時点でのランキングを調べてみたら・・・
順位 | 生産者名 | 1着 | 出走回数 | 勝率 |
1 | ノーザンファーム | 416 | 3281 | 0.127 |
2 | 社台ファーム | 205 | 2650 | 0.077 |
3 | 白老ファーム | 68 | 767 | 0.089 |
4 | ダーレー・ジャパン・ファーム | 52 | 530 | 0.098 |
5 | 下河辺牧場 | 42 | 514 | 0.082 |
なんとも強烈な差だ。
ノーザンファームはそもそも出走回数が圧倒的なのに勝率が一歩抜けている。そりゃ、ノーザンファーム生産馬ばかりが勝っているように見えてしまうのも当然だ。
しかも2位の社台ファームの2倍の勝ち星。もう何年もノーザンファームがリーディングのトップを独走しているという認識はあったが、これほどの差がついていたとは・・・
確か2010年くらいまでは社台とノーザンで拮抗していたと思うが、ずいぶんと差が開いてしまったものだ。
これでは一口クラブもサンデー、シルク、キャロットが人気になるのも当然か。特に一口の単価を考えるとシルク、キャロットの募集馬の競争率が高くなってしまうのも頷ける。
シルクでしか出資していない身でこういうのもなんだが、非社台系の一口クラブ、ロードやターファイト、ノルマンジー、ラフィアン、ウインあたりの馬がもっともっと活躍してくれたらシルクやキャロの競争率も少しは緩和されるんじゃなかろうか。
そういう意味でもっと中小牧場の生産馬にも活躍してほしいものだ。(自分勝手w
でも、そのほうが競馬ももっとおもしろくなると思うんだよな。
そういうことを考えると、モーリスが社台スタリオンステーションに繋養されているのはちょっと残念。スクリーンヒーローと同じようにレックススタッドだったら・・・と思ったりする。
種牡馬として成功するには社台SSのほうがいいような気もするのだが。
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