フェブラリーS(2018) 回顧

土曜日から東京のダートは前に有利な状態。
これが騎手の先を急がせる心理に強く影響をしただろうか。
ある程度早いペースで流れるんじゃないかとは思っていたが、想像以上のハイペースになった。

公式ラップによるとテンの3F34.1、4F45.8、5F58.3、ちなみにやはりハイペースだった昨年の安田記念の公式ラップは3F33.9、4F45.5、5F57.1。
さすがに5ハロン目は1秒以上の差があるが3F目で0.2、4F目で0.3の差しかない。これはさすがに前に行った組には厳しい流れだった。

ニシケンモノノフとケイティブレイブが押してハナ争い、そこにノボバカラとテイエムジンソクが絡んで直後にララベル。
前残りの馬場を利して何とか流れ込もうとする伏兵に、人気のテイエムジンソクが自分の競馬をしようと掛かり気味に前に行ったためにできた厳しい流れだったと思う。

前有利の馬場に加えて、内で詰まると定評のある福永が2番枠だったことも影響したんじゃないか。福永が前が詰まることのないポジションを取りに行ったこと、1200mを使ってきたニシケンモノノフも内からハナを取りに行ったこと、そこに逃げて底力のあるテイエムジンソクが絡んできたことで想像以上のハイペースになってしまった。

後方から進めるサンライズノヴァ、ゴールドドリームが中心と考えていた自分には内心しめしめと思う絶好の展開、これで本命に取ったサンライズノヴァは4着に負けたのだから明らかに力負け。
これだけ厳しい流れになってしまっては、現状で上位馬には差し比べでも敵わないということはハッキリとわかった。しかしまだ4歳、これからの成長に期待したい。

いつもテンの出足がつかず、じりじりとしか脚を延ばせないノンコノユメにはまさにうってつけの流れ。
縦長の隊列になったおかげで外を回してくるしかない同馬にはロスも最小限に抑えられてドンピシャの展開となった。

去勢してしばらく不振が続いたが、これですっかり3歳時の輝きを取り戻した。長く活躍できるダート戦線、後方一気の脚質ゆえ展開に注文は付くが当分は上位争いを続ける存在になると思われる。

そして一番強い競馬をしたのはやはりゴールドドリーム。
意外に前(=テイエムジンソク)が早く止まってしまったために先頭に立つのも早くなってしまったのが痛かった。
それでもノンコノユメに並ばれたときに一瞬は差し返そうと抵抗をみせ、後ろから迫るインカンテーションを押さえて2着確保。
結果的に早仕掛けになってしまい、ああいった形になってしまったにも関わらずあの場面で差し返そうという根性を見せるのはさすが最優秀ダートホース。
今後もダート路線の中心馬という評価は変わらない。

3着インカンテーションも調子の良さは伝えられていたが、それを証明する好走。

予想ではもう少し前で競馬をするかと思っていたが、流れが早過ぎたからあの位置になったのか早いと見てあの位置に抑えたのかはわからないが出せるパフォーマンスはきっちりと発揮した3着に思う。三浦皇成の好騎乗だと思う。
 
 
 
 
テイエムジンソクは初めての東京で持っている力をまったく発揮できなかったように見えた。
力んで走ってしまい道中の消耗が大きかったようでなすすべなく12着。
 
能力的にこんな馬ではないだろうし必ず巻き返してくると思う。
できればマイペースでハナを切ったほうがより能力が活きるのかもしれない。
 
 
勝ったノンコノユメについては正直まだ疑っていた。根岸Sでは強いレースぶりだったが馬場と展開が上手く嵌ったという印象が強かったので人気通りの評価しかできなかった。
 
もっと馬を見極められていれば、本命に取ることもできただろうか。自分には到底そんな眼力がないのはわかっているのだが。
 
 
2018年最初のGⅠは見応えのある迫力あるレースになったと思う。
スローの瞬発力勝負もおもしろいが、厳しい流れの消耗戦での力比べはやはり他には代え難い迫力がある。
馬券はハズレてしまったがこういうレースを見せてもらえる僥倖に一日くらいは浸っていたい。
 
 
 

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