「回顧」カテゴリーアーカイブ

菊花賞(2017) 回顧


 
この日の京都7R・1000万条件の芝1200mで1:12.7、通常の京都競馬場で良なら1:08.00前後が記録されるクラスでこの時計だから如何に馬場が重かったかがわかるというものだ。

こりゃ菊花賞は相当にタフなレースになるなあと思っていたが、想像以上に厳しいレースになった。

走破時計は3:18.9。あれ?菊花賞って3200mだっけ?と思うような時計だ。去年のサトノダイヤモンドの菊花賞より15秒以上も遅い。

最初の1000m、13.2 – 12.6 – 12.0 – 13.1 – 13.2=64.1
中盤の1000m、13.5 – 14.5 – 14.3 – 13.5 – 13.0=68.8
後半の1000m、13.1 – 12.9 – 13.4 – 12.7 – 13.9=66.0

中盤でペースが多少緩んだとはいえ、ラストの1000mで66秒、上がり3Fが40.0。
勝ったキセキこそ上がり最速で39.6の脚を使っているが、他の馬はすべて上がりは40秒台だ。

如何にタフなレースだったかがうかがい知れる。出走各馬の疲労度は相当のものだろう。

このあとは各馬じっくりと休養を取ってもらいたいものだが、キセキはこのあと有馬記念とか行ったりするのだろうか・・・。

このレースで掲示板に乗った各馬をこの後はヨーロッパ仕様にして凱旋門賞に挑戦してはどうだろうか。
しっかり休養して疲れを取ることができればそこそこいい勝負をするように思えるのだが。
 
 
 

 
 
 
自分が本命にしたマイネルヴンシュは道中は中団の後ろ、というか離れた後方2頭の前、一団となった馬群のケツを走っていて流石に位置取りは後ろ過ぎたか。
勝ったキセキの一列後ろの位置取りだったから、それよりも前にいればあるいは勝ち負けまであったんじゃないかという感じさえした。
 
上がり時計を比べるとキセキの39.6には劣ったが、それでも2番目に早い40.0。
タフな馬場が各馬のキレを封じていたから位置取りさえもう少し前にいられればあるいは戴冠さえあったかもしれないと妄想してしまう。
実際には勝ち馬との0.6差は決定的だとは思うが、想像以上には頑張ってくれたんじゃないだろうか。
 
道悪もあっていたのだろう、こういった時計のかかる馬場での長距離戦、消耗戦になるようなときにはこれからも狙っていきたい1頭だ。
2月のダイヤモンドSなんかどうだろうか。。。
 
 
それにしても勝ったキセキ、夏に500万、1000万を連勝して神戸新聞杯を2着しての菊花賞制覇。
滅多にないレベルの道悪で時計上は鋭いキレとは言い難いが、レースを観ていたものは皆もの凄い末脚を見せてもらったと感じただろう。少々古いがマヤノトップガンを彷彿とさせると思ったのは自分だけだろうか。
 
ルーラーシップ産駒初の重賞勝ちがGI。母父ディープインパクトの重賞勝ちも初めてじゃないだろうか?
 
 
ダービー上位馬3頭が出走しない菊花賞だったが、記録にも記憶にも非常に強く残る中身の濃いレースになったと思う。
 
 
重賞に限らず、新馬戦や障害レースなどでも毎週毎週こんなにおもしろいレースを観られるのだから、ホントに競馬って飽きることなく続けられるなあ。
 
 
 
 
 

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秋華賞(2017)回顧と東京ハイジャンプ


 
秋華賞は東京競馬場で観戦していた。

予想は◎ディアドラ、○モズカッチャン、▲アエロリット、☆リスグラシュー、△ボールヴァンドル、ラビットラン、ファンディーナ。

ただし馬券はディアドラから印を打った6頭に加えて、ブラックスビーチ、ハローユニコーン、レーヌミノル、リカビトス、ミリッサまで押さた馬連。

結果、◎→☆→○での決着。

手を広げ過ぎである。一応印に合わせて濃淡をつけたので回収率は250%ほどにはなったが自分の的中率を考えると負けたようなものだ。う~む。。。

しかし、本命と睨んだ馬がきっちりと勝ってくれたのは嬉しかった。

今年はまだイメージ先行なのか紫苑S組はそれほど高く評価されていたなかった感じはあるが、おそらく来年以降はもっと本番でも買われるようになるだろう。

そういう意味では今年は大きく取るチャンスだったのだが相手が絞り切れずにぼんやりとした馬券になってしまったのはとても残念だ。

キッチリ絞ってせめて相手6点に絞れていたらもっと大きな回収が取れたのに。反省点の多い秋華賞だった。

しかし。

やはりこいつだ!と睨んだディアドラが勝ってくれたのは本当に嬉しい。
そういう意味ではとても満足な秋華賞だった。

レースもルメール、武、デムーロがそれぞれが能力を最大限に引き出すレースを見せて、ただほんのちょっとした仕掛けのタイミング、コース取りの差が明暗を分けた実に見ごたえのあるレースだった。

その辺については数多あるブログでレース回顧されているので拙い自分の見方は割愛する。とにかくいい秋華賞だったなあと。
 
 
 

 
 
 
いいレースと言えば当日の東京ハイジャンプ。
 
 

 
 
現場にいたこともあり普段は買わない障害だが珍しく馬券も買った。
オジュウチョウサンの強さは認めるが、骨折休養明けだし、斤量も他馬より重い62kgだし、もしかしたら馬郡に沈むことも考えての3連複馬券を買ってみたが3着に粘ったタマモプラネットが買えずにハズレ。
 
しかし。
 
いいレースを見せてもらったし、オジュウチョウサンは本当に名馬だなあと思わせる圧勝。
あんなに大差をつけられていた3番手から4角で一気にスパートして、直線で大きく突き放すレースぶりはまさに王者のレース。
 
場内から自然に大きな拍手が起こったのは当然だ。
 
競馬好きならあんなレースを見せられたら、自分の馬券に関係なく拍手を送りたくなるだろう。
 
オルフェーヴルやオグリキャップの有馬記念でのラストラン、アイネスフウジンのダービー、ディープインパクトやナリタブライアンの菊花賞、ナリタブライアンとマヤノトップガンが叩き合った阪神大賞典、もっと古いところならトウショウボーイとテンポイントが終始デッドヒートを繰り広げた有馬記念。
 
それらの名レースに負けない印象深いレースだった。
 
あのレースを現場で見ることができたのはまた、一つ自分の競馬歴に自慢できる記憶が刻まれたなあと嬉しく思う。
 
 
こういうレースが見られるから、競馬はやめられない。競馬に出会えて本当に幸せだと思うし、そのキッカケを与えてくれた父親に感謝だ。
 
 
 
 

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毎日王冠(2017) 回顧


 
3日間開催の重賞は2勝1敗。しかし一番自信があって大きく勝負した毎日王冠をはずしたので収支は若干のマイナス。う~む、強弱のつけ方・・・

毎日王冠、スローにはなるだろうと思っていたがテンの3Fが35.6、中盤3Fが36.5、上がり3Fが33.5。

本命にしたグレーターロンドンは32.6の上がり最速タイ(サトノアラジンと同じ)を繰り出したが位置取りが後ろ過ぎた。
もともとスタートは良くないので多少の出負けは想定内だったが、この流れであの位置では厳しかった。もう少し自然に前の位置が取れるようにならないとこのクラスの重賞では勝ち負けするには展開の助けが必要だ。

能力はあるだけにもったいないと思わせる3着だった。

これで賞金の上積みもできなかったし、GI戦線に出走するのは難しいかもしれない。

それにしても勝ったリアルスティールの1800m適性の高さよ。
ルージュバックの牡馬版かよ、と思ってしまう。そのルージュバックもオールカマーで2200mをこなしたし、リアルスティールも2000mなら勝ち切れるかもしれない。この後は天皇賞秋に向かうようなのでやはりマークは必要だろう。

ただ天皇賞ともなるとキタサンブラックも出走してくるし、今回ほどの緩い流れにはなりにくいだろう。
もっと底力の要求される流れになったときにどこまで食らいつけるか。
昨年のモーリスが勝った時のように中盤が緩んでくれれば十分に勝ち負けになるとは思えるが、タフな流れになったときには思わぬ惨敗の可能性もあるような気がする。

2着サトノアラジンはあわや差し切ろうかという勢いで追い込んできた。安田記念を勝った力は伊達ではない。
印は回さなかったがそれは最近はマイル以下でのレースが続いていたし、今回は1Fの延長がハンデになるのではないかと考えてのことだった。
得意の外枠だし気分良くレースを進めて直線勝負にかければ差し切られても不思議はないと思いながら、点数を広げたくないばかりにあえて切ったのでこの結果については納得のいくもの。
ま、まったく馬券圏内には考えていなかったリアルスティールに勝たれているのだからサトノアラジンが来ようが来なかろうが完敗だがw

サトノアラジンはこのあとどのレースに向かうのだろうか。マイルチャンピオンシップか、それとも天皇賞秋に向かうのか。
毎日王冠で切っておきながら言うのも何だが、あの末脚を見せられたら2000mに伸びても今度は無印にする自信はない(笑)

3番手評価にしたアストラエンブレムはまったく見せ場なく11着。大きな出負けがすべてだろう。前付けして持続できるスピードで押し切るのが信条のタイプ。終始最後方では持ち味を出す場面はまったくなかった。競馬をすることなく終わってしまった感じがする。

そして2番手評価のソウルスターリング。ラスト3Fからハロン1秒もペースが上がるような瞬発力勝負では分が悪かった。
もっと後続に脚を使わせるような流れに持ち込めればもう少しいい勝負をしたのではないかと感じる。
せっかくの軽量を活かせなかったルメールの騎乗ミスだと考えたい。これで次走評価が下がるならもう一度狙ってみたい。

そして、マカヒキ。このメンバーレベルでの瞬発力勝負ではこちらも良さが出ないということがわかった。
この馬も持続するスピードで勝負するタイプなのだろう。これで評価が下がってくるようなら展開が向きそうなときには注意しておきたい。

もっともダービー馬を捕まえてそんな評価もどうかとは思う。ダメならダメと見切るほうが潔い気もするが。。。
 
 
 

 
 
 
中休みしていたGIは今週から3週連続で再び行われる。
 
京都内回り2000mの秋華賞も外回り3000mの菊花賞も、そして東京の芝2000mも基本的に内枠有利のコース。どんな枠順になるか。
 
今のところは紫苑S勝ちのディアドラが一番このコースには向いているだろうと思っているが、枠順と展開次第では思わぬ穴馬の台頭もあるレースだけに丹念に出走各馬をチェックしたいところ。
 
 
 
毎日王冠のあった日曜日は東京競馬場で観戦したが、天気も良く入場者もGI並みの多さで盛り上がっていた。
 
さすがに秋華賞の日の東京競馬場はもう少し空いているだろう。
週末の天気は今のところそれほど良くはなさそうだが、もう少しのんびりとした雰囲気でゆっくり競馬をするのも楽しそうだ。
 
 
それとも土曜日のプラタナス賞に連闘で登録のあるスターリバーの応援にでも行ってくるのが良いだろうか。
 
今週も競馬場に行く気満々であるw
 
 
 
 

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スプリンターズS(2017) 回顧


 
スプリンターズSは前半3Fが33.9、後半3Fが33.7のほぼイーブンペース。
GIとしては早いとは言えないペースだった。それは逃げたワンスインナムーンが3着に粘ったことを見てもわかる。

中山の芝1200mはスタートから直線の急坂に向かう前ずっと下りのコースなので前半は早くなりやすいということを考えるとむしろスロー寄りの平均ペースと言ってもよい流れだった。

各馬とも能力は出しやすい流れだったのではないだろうか。こうなると鞍上の勝負どころでの進路取りや仕掛けるタイミングの巧拙が結果にそのまま結びついたレースになったと思う。

それにしても勝ったレッドファルクスは想像以上に強かった。
安田記念3着の実績を考えても一番人気はこのメンバーなら妥当だとは思ったがこれほど強いとは正直思っていなかった。
それは単勝3.2倍というオッズにも表れている。このメンバーならば上位だとは思うが、絶対的な信頼を寄せられるというほどではない、大方の予想はそんな感じだったのだろう。

前半は中団の後ろ、決して早くはないペースでは果たして届くのだろうかという位置から上がり33.0の切れを見せての差し切り。やはりこのメンバーでは一枚上の能力を見せた。

これでスプリンターズSを連覇。

過去、このレースを連覇したのはロードカナロアとサクラバクシンオーの2頭。種牡馬としても活躍を見せた(見せつつある)名馬と肩を並べた。

既に6歳、このあとも現役を続行するのか、早めに種牡馬入りするのかはわからないが、これまでこれといった大物の出ていないスウェプトオーヴァーボード産駒、仕上がりが早い短距離血統と思われていたがレッドファルクスのような成長力を見せる産駒が登場したことで新たな広がりを見せるキッカケになるかもしれない。

ロードカナロアが新種牡馬として好スタートを切っているが、短距離界で王者として君臨したサクラバクシンオーのような種牡馬は不在。
もしかしたらレッドファルクスがその穴を埋める存在になるのではないか、そんなことを考えたスプリンターズSだった。

 
 
 

 
 
2着のレッツゴードンキ、偉い馬だなあと。
 
桜花賞を逃げ切り勝ちしたものの、その後は伸び悩みの成績。昨年からスプリント路線を視野に入れるようになって復調してきた。
今年は高松宮記念、スプリンターズSとスプリントGIで連続2着。鞍上岩田の能力を出し切るリード、一発を狙う大胆な騎乗もあってこそだが牡馬を相手に引けを取らない走りでGI2着は見事だと思う。
 
 
それと4着のスノードラゴン。9歳だし、調教もいまいちに見えたし、さすがにピークは過ぎたと思い完全にノーマークだったが馬券圏内に届こうかという4着。
 
最内から真っ白な馬体が伸びてきたのを見たときにはマジか~、頑張れ~と思った。
(自分の馬券はもうはずれるのは明白だったので、とても冷静に見てたw)
このあとどのレースに向かうのかわからないが出走してきたら馬券を買うかどうかは別にして応援したくなる。
 
 
予想はとても難しいレースだったが、終わってみれば強い馬がちゃんと強さを見せてくれたいいレースだったなあと。
 
 
 
 

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ルージュバック、おみそれしました m(_ _)m


 
いや~それにしても今日のオールカマー。

自分の馬券がはずれたのは別に驚きでも何でもないが、ルージュバックが勝ち切ったのは驚いた。
これまでの戦歴を考えると、どう考えても重賞クラスでは1800mのスペシャリストだろうと考えていた。
まさか2200mの別定GIIで勝ち切るなんていうのはまったく考えもしなかった。

今さらだが競馬は奥が深い。

陣営の努力には感服する。いや、お見事でした、本当におめでとうございます。

これからはルージュバックは1800mのスペシャリストから非根幹距離のスペシャリストとして注目したいと思う。
当然、エリザベス女王杯に出てきたら有力馬の1頭として扱わなければいけないだろう。

ん?牝馬限定戦では勝っていない?
確かにそこが引っ掛かるが・・・牡馬相手に勝てるのに牝馬相手に勝てないという理由がイマイチ理論的な理由付けが難しく。

単純に異性の目があるから、などという理由でいいのか?同性同士では燃えないとか意味がわからないのだが。
単純に牝馬同士だと実績から斤量を背負わされるだけだからだと思うけどね。
定量のGIなら一皮むけた今なら牝馬限定戦でも当然有力だろう。
 

まさかマイルチャンピオンシップに向かう、とかないよね?
 
 
 

 
 
 
神戸新聞杯はやはり順当な結果だった。
ホントにダービー最先着馬が強いレースだな。その強い勝ち馬は菊花賞に向かわず、JCが目標。ゴールドアクターのライバルだ。
 
そうなるとジャパンカップにはキタサンブラック、レイデオロ、サトノクラウン、シャケトラ、シュヴァルグラン、マカヒキなどなど・・・
 
ゴールドアクターにとって相手に不足はない!って感じの好メンバーになりそう。
 
ゴールドアクターはきっとそんなに人気にならないんだろうな。ウヒヒ・・・
 
 
 
 
 

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